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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

12月度 首都圏マンション市場動向

2021.01.25

<新築マンション市場動向>     
   ※不動産経済研究所調査

 〇新規販売戸数 7,362戸(対前年同月15.2%増)
 〇契約戸数   4,611戸
 〇契約率    62.6%(前月58.1%からアップ)
 〇平均価格   5,623万円(対前年同月4.3%ダウン)
 〇即日完売   237戸  
                
 ※月間供給数は2年ぶりに7000戸突破
 ※契約率は先月の50%台から60%台に改善
 ※平均価格と㎡単価は3ヵ月ぶりに下落
 ※販売在庫は8,905戸で11月末に比べて2,064戸の増加


<中古マンション市場動向> 
    ※東日本レインズ調査
 
 〇成約件数     2,533件(対前年同月-9.9%)
 〇㎡単価     57.53万円(同+4.8%)
 〇成約価格    3,739万円(同+5.3%)
 〇新規登録件数  12,125件(同-18.5%)
 〇在庫件数    38,73件(同-18.9%)

 ※成約件数は3ヵ月ぶりに前年同月を下回る
 ※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
 ※新規登録件数は16ヵ月連続で前年同月を下回る
 ※在庫件数は13ヵ月連続で前年同月を下回る

12月は新築マンションの供給が1年を通じて
一番多くなる月です。
今年は2年ぶりに7,000戸を突破しました。

都心部のシェアが減ったことで、1戸当たりの
価格と㎡単価は減少しました。
契約率は先月の50%台から60%台と改善
されました。

中古マンションは成約件数が3ヵ月ぶりに
減少しました。
新規登録の減少は16ヵ月連続となり、
物件の枯渇が心配されます。

現在、不動産業界は繁忙期を迎えていますが、
緊急事態宣言の影響がマンション市場に
どう影響するのか?
1月のデータが気になるところです。




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