口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」
4度目の緊急事態宣言
2021.07.12
本日から東京は4度目の
緊急事態宣言に入ります。
わずかな時間、外でお酒を飲めたのも
あっという間に終了です。
東京商工リサーチの調べによると
チェーン展開する大手居酒屋の店舗撤退が
止まらない状況に陥っているということです。
上場している主要居酒屋チェーン14社の
店舗数は、新型コロナウイルス感染拡大前の
2019年12月末で7,200店だったのが
2021年3月末には6,152店と
1048店(14.5%減)が減少しました。
緊急事態宣言に入ります。
わずかな時間、外でお酒を飲めたのも
あっという間に終了です。
東京商工リサーチの調べによると
チェーン展開する大手居酒屋の店舗撤退が
止まらない状況に陥っているということです。
上場している主要居酒屋チェーン14社の
店舗数は、新型コロナウイルス感染拡大前の
2019年12月末で7,200店だったのが
2021年3月末には6,152店と
1048店(14.5%減)が減少しました。
大手チェーンが展開する居酒屋は面積が広く、
雇用スタッフ数も多くなります。
さらに、都心部のターミナル駅周辺への
出店が多く、賃料や人件費も嵩む傾向に
あります。
唐揚げ専門店などの新たな業態へ
資源を投入するのも戦略ですが、
勝ち目がなければ撤退するのは
当然の選択です。
東京都では酒類の提供禁止が要請され、
居酒屋には依然として厳しい経営環境が
続く状況となっています。
大手居酒屋チェーンは、こうした先行き
不透明感から今後も店舗のスクラップが続く
とみられ、各社の経営だけでなく、
雇用にも影響が懸念されます。
ステークホルダーを多く抱えている
大手ゆえに、反旗をひるがえすことに
踏み込めないのがつらいところです。
雇用スタッフ数も多くなります。
さらに、都心部のターミナル駅周辺への
出店が多く、賃料や人件費も嵩む傾向に
あります。
唐揚げ専門店などの新たな業態へ
資源を投入するのも戦略ですが、
勝ち目がなければ撤退するのは
当然の選択です。
東京都では酒類の提供禁止が要請され、
居酒屋には依然として厳しい経営環境が
続く状況となっています。
大手居酒屋チェーンは、こうした先行き
不透明感から今後も店舗のスクラップが続く
とみられ、各社の経営だけでなく、
雇用にも影響が懸念されます。
ステークホルダーを多く抱えている
大手ゆえに、反旗をひるがえすことに
踏み込めないのがつらいところです。