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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

8月度 首都圏マンション市場動向

2021.09.17

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 1,940戸(前年同月16.2%増)
〇契約率    73.0%(前月68.3%からアップ)
〇平均価格   7,452万円(前年同月24.0%アップ)
〇即日完売   5物件 129戸 
〇販売在庫数  5,889戸(前月より198戸減少) 

                
※月間供給数は2ヵ月ぶりの増加
※前月落ち込んだ契約率は70%台に回復
※平均価格、㎡単価ともに大幅に上昇
※在庫は′18年10月以来の5,000戸台に減少


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     2,615件(対前年同月-14.3%)
〇㎡単価     59.20万円(同+7.9%)
〇成約価格    3,773万円(同+3.5%)
〇新規登録件数  12,319件(同-12.4%)
〇在庫件数      34,594件(同-19.0%)

※成約件数は7月に続いて前年同月を下回った
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
※新規登録件数は24ヵ月連続で前年同月を下回る
※在庫件数は21ヵ月連続で前年同月を下回る


前月(7月)は久しぶりに新築マンション、
中古マンションともに成約件数が減少
しました。

ブログでは「潮目は変わっていない」と
記述しましたが、やはりそうでした。

8月、新築マンションは販売戸数が16.2%
増加し成約率は70%台と好調。
平均価格も㎡単価も上昇という結果です。
さらに在庫は2018年10月以来の5,000戸台に
減少しました。

中古マンションは契約件数が7月に続いて
減少しましたが、これは新規登録件数が
24ヵ月連続で減少していることが原因と
思われます。

首都圏のマンション市場は引き続き
好調と思われます。



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