口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」
不動産の日アンケート
2022.02.21
顧客心理も少し変わってきているようです。
【不動産の日アンケート】
*住宅の居住志向や購買傾向等を毎年調査
*調査:全国宅地建物取引業協会連合会
*調査期間:2021年9月23日~11月30日
*有効回答数は2万3,349件
*2022/2/18公表
【不動産の日アンケート】
*住宅の居住志向や購買傾向等を毎年調査
*調査:全国宅地建物取引業協会連合会
*調査期間:2021年9月23日~11月30日
*有効回答数は2万3,349件
*2022/2/18公表
〇不動産の買い時感について
「買い時だと思う」が10.5%(前年比6.8ポイント低下)
「買い時だと思わない」が25.6%(同0.1ポイント上昇)
「分からない」が63.9%(同6.6ポイント上昇)
〇「買い時だと思う」理由について
「住宅ローン減税など住宅取得支援策の充実」が41.4%(同4.8ポイント上昇)で最多
「不動産価格が安定・上昇しそう」が25.4%(同2.9ポイント上昇)
「住宅ローンの金利が上昇しそう(今の金利が低い)」が22.5%(同0.3ポイント低下)
〇「買い時だと思わない」理由について
「不動産価格が下落しそう」が28.8%(同2.5ポイント低下)でトップ
「自分の収入が不安定または減少している」が26.5%(同2.1ポイント上昇)
「天災が心配」が9.6%(同1.4ポイント上昇)
〇天災対策として重視することについては
「構造(耐震・免震)」が60.6%(同3.4ポイント上昇)
「立地(地盤の強度)」55.4%(同4.4ポイント上昇)
〇新型コロナウイルス感染症の影響による住み替え検討については、
「特に検討していない」が87.0%(同3.6ポイント低下)で最多。
<ポイント>
※買い時だと思うの回答は過去最低基準となった
※価格・金利の先高観を感じている
※天災地変による影響を心配している
※コロナに関しては大きく影響していない
調査から約3ヵ月経過していますが
不動産市場はその通りになっているような気がします。
さらにこの時点には無かった
住宅ローン減税の変更、オミクロンの第6波、
ウクライナ情勢、米株の下落などは
これから反映することになります。