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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

2月度 首都圏マンション市場動向

2022.04.19

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 2,492戸(前年同月19.7%減少)
〇契約率    75.2%(前月73.3%から上昇)
〇平均価格   6,518万円(前年同月3.0%アップ)
〇即日完売   1物件 34戸 
〇販売在庫数  5,881戸(前月より265戸減少) 

                
※月間供給数は前年同月比で大幅に減少
※契約率は2ヵ月連続で70%台と好調
※平均価格、㎡単価は3ヵ月連続のアップ
※在庫は前月に引き続き減少傾向が続く


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     3,405件(対前年同月-19.5%)
〇㎡単価     65.40万円(同+10.8%)
〇成約価格    4,158万円(同+8.4%)
〇新規登録件数  13,852件(同+1.4%)
〇在庫件数      37,660件(同+8.5%)

※成約件数は3ヵ月連続で前年同月を下回る
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
※新規登録件数はわずかに増加した
※在庫件数は2ヵ月連続で上回った


新築マンションは先月の大量供給の反動か
20%近い減少となりました。
特に神奈川県と千葉県の落ち込みが目立つ
結果となりました。
しかし、価格は上昇が続き契約率も70%台の
好調を維持しており、引き続き新築マンションの
勢いは止まらないというところです。

中古マンションは成約件数が20%近く減少し
在庫も増加傾向にあります。
築年数による二極化が考えられ、比較的
新しいマンションが価格を吊り上げ、
古いマンションが在庫を増やしていることが
考えられます。

新築と中古、データの見え方に違いは
あるものの、首都圏のマンションは堅調に
推移していると思われます。



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