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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

4月度 首都圏マンション市場動向

2022.05.24

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数 2,426戸(前年同月16.1%増加)
〇契約率    79.6%(前月75.2%から上昇)
〇平均価格   6,291万円(前年同月19.0%ダウン)
〇即日完売   3物件 392戸 
〇販売在庫数  5,475戸(前月より406戸減少) 

                
※月間供給数は前月から反転して増加
※契約率は80%弱と好調を維持
※平均価格、㎡単価は4ヵ月ぶりのダウン
※在庫は前月に引き続き減少傾向が続く


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数     3,094件(対前年同月-9.7%)
〇㎡単価     68.72万円(同+16.3%)
〇成約価格    4,363万円(同+14.0%)
〇新規登録件数  14,226件(同+5.0%)
〇在庫件数      37,360件(同+9.2%)

※成約件数は4ヵ月連続で前年同月を下回る
※成約価格、㎡単価は前月に引き続き上昇した
※新規登録件数はわずかに増加した
※在庫件数は3ヵ月連続で上回った


4月の新築マンション供給数はここ3年間で
一番多い結果となりました。
東京都下が落ち込んだものの、その他は
全て対前年を上回りました。
契約率は3ヵ月連続で70%を超えており
好調さがうかがえます。
気になるのは平均価格、㎡単価が
4ヵ月ぶりに減少したことです。
潮目が変わる兆候なのか?

中古マンションは成約件数が4ヵ月連続で
減少しており、こちらも変調が感じられます。

5月のデータが気になります。


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