ブログBLOG

ホーム  >  ブログ

口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

首都圏マンション市場動向 2022年のまとめ

2023.01.27

<2022年 新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査
〇販売戸数  2万9,569戸(前年比12.1%減少)
〇契約率   70.4%(前年73.3%からダウン)
〇平均価格  6,288万円(2年連続で最高値を更新)
〇㎡単価   95.1万円(2年連続で最高値を更新)
〇在庫数   5,919戸(昨年末6,848戸から減少)



<2022年 中古マンション市場動向>

     ※東日本レインズ調査 
〇成約件数    35,429件(2年ぶりに前年を下回る))
〇㎡単価     62.74万円(10年連続で上昇)
〇成約価格    4,276万円(10年連続で上昇)
〇新規登録件数  170,388件(前年比5.5%アップ)


<総括>
新築マンションの供給数は2年ぶりに3万戸を
割り込みました。
しかし、価格は2連連続で最高値を更新しており
高値安定でマンション人気は続いています。
用地不足、建築費の高騰、タワマン頼りの
構造は今年も変わらないと思われます。
今年は3万2,000戸の供給を見込んでいます。

中古マンションの成約件数は2年ぶりに
前年を下回りました。
しかし、低金利を追い風に中古マンション
人気は衰えることなく、成約価格と㎡単価は
10年連続で上昇しています。
金利に急激な変動がない限り、この傾向は
続くと思われます。




pagetop