ブログBLOG

ホーム  >  ブログ

口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

5月度 首都圏マンション市場動向

2024.06.21

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数  1,550戸(前年同月19.9%減少)
〇契約率     56.0%(前月から6.4ポイントダウン)
〇平均価格    7,486万円(前年同月7.2%ダウン)
〇即日完売    0物件、0戸  
〇販売在庫数   5,459戸(前月より62戸減少) 

                
※月間供給数は2ヵ月連続の減少
※初月契約率は50%台に落ち込む
※平均価格は3ヵ月連続で下落
※在庫は減少傾向が続く


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数    2,845件(対前年同月+3.9%)
〇㎡単価     76.30万円(同+7.5%)
〇成約価格    4,834円(同+5.8%)
〇新規登録件数  15,088件(同-3.3%)
〇在庫件数      45,603件(同-0.4%)

※成約件数は12ヵ月連続で上回る
※成約価格は48ヵ月連続で上回る
※新規登録件数は3ヵ月連続で下回る
※在庫件数は28ヵ月ぶりに下回る

新築マンションの供給数は先月に引き続き
首都圏全エリアで大幅に減少しました。
特に東京23区は3割減となりました。
契約率も先月に続き低迷しており
2023年1月以来の50%台となりました。

中古マンションは大きな変化は見られず
成約件数、価格は上昇傾向が続いています。

新築マンションの供給減少が続くのか?
成約率の低迷が何を意味するのか?
夏場の動向に注視する必要があります。




pagetop