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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

6月度 首都圏マンション市場動向

2024.07.22

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数  1,662戸(前年同月12.8%減少)
〇契約率     66.4%(前月から10.4ポイントアップ)
〇平均価格    8,199万円(前年同月25.2%アップ)
〇即日完売    1物件、10戸  
〇販売在庫数   5,418戸(前月より41戸減少) 

                
※月間供給数は3ヵ月連続の減少
※初月契約率は70%割れが続く
※平均価格は4ヵ月ぶりの上昇
※在庫は減少傾向が続く


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数    3,259件(対前年同月+4.8%)
〇㎡単価     77.95万円(同+7.9%)
〇成約価格    4,956円(同+7.5%)
〇新規登録件数  15,845件(同-4.4%)
〇在庫件数      44,722件(同2.5%)

※成約件数は13ヵ月連続で上回る
※成約価格は49ヵ月連続で上回る
※新規登録件数は4ヵ月連続で下回る
※在庫件数は5月に続いて下回る

新築マンションの供給数は先月に引き続き
首都圏全エリアで大幅に減少しました。
特に23区は594件にとどまり5ヵ月連続の
二桁減となりました。
契約率も70%台割れが続いており
停滞気味の様相が見られます。

中古マンションは大きな変化は見られず
成約件数、価格は上昇傾向が続いています。

新築マンションの供給減少が続くのか?
成約率の低迷が何を意味するのか?
勢いのない新築マンション市場が心配です。
夏場の動向を注視する必要があります。



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