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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

1月度 首都圏マンション市場動向

2025.02.20

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数  620戸(前年同月44.2%減少)
〇契約率     58.5%(前月から5.2ポイントダウン)
〇平均価格    7,343万円(前年同月7.7%ダウン)
〇即日完売    2物件、9戸  
〇販売在庫数   6,528戸(前月より286戸減少) 

                
※月間供給数は大幅減
※初月契約率は5割台と低迷
※平均価格は2ヵ月ぶりのダウン
※在庫は多少の減少


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数    3,242件(対前年同月+19.6%)
〇㎡単価     81.88万円(同+7.8%)
〇成約価格    5,147万円(同+5.9%)
〇新規登録件数  15,459件(同-6.5%)
〇在庫件数      45,478件(同-4.2%)

※成約件数は3ヵ月連続で増加
※成約価格は3ヵ月連続でプラス
※新規登録件数は11ヵ月連続で下回る
※在庫件数は9ヵ月連続で下回る


1月の新築マンションは12月の大量供給の反動で
年間を通して最も少ない供給月ですが
それにしても大幅な減少です。
初月契約率も低く、新築マンション市場は
供給側と顧客に反応の変化が感じられます。

反面、中古マンションは大きな変化が見られず
安定して推移していると思われます。
仲介業者さんの話では1月2月は動いており
新築戸建ても順調とのことです。
購入希望者が新築マンションの異常値に
気づいたのかもしれません。


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