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口耳ノ学
業界の風雲児「舟積一洋」が
語る日々の「業界よもやま話」

2月度 首都圏マンション市場動向

2025.03.18

<新築マンション市場動向>
     ※不動産経済研究所調査

〇新規販売戸数  1,288戸(前年同月2.4%減少)
〇契約率     69.7%(前月から11.2ポイントアップ)
〇平均価格    7,943万円(前年同月11.5%アップ)
〇即日完売    5物件、81戸  
〇販売在庫数   6,238戸(前月より290戸減少) 

                
※月間供給数は4ヵ月連続の減少
※初月契約率は前月の5割台から6割台へ
※平均価格は2ヵ月ぶりのアップ
※在庫は減少傾向が続く


<中古マンション市場動向>
     ※東日本レインズ調査
 
〇成約件数    4,152件(対前年同月+23.9%)
〇㎡単価     79.14万円(同+4.8%)
〇成約価格    4,985万円(同+2.6%)
〇新規登録件数  15,507件(同-7.3%)
〇在庫件数      45,214件(同-5.1%)

※成約件数は4ヵ月連続で増加
※成約価格は4ヵ月連続でプラス
※新規登録件数は12ヵ月連続で下回る
※在庫件数は10ヵ月連続で下回る


2月の新築マンションは繁忙期にも関わらず
4ヵ月連続で販売戸数が減少しました。
特に東京23区の落ち込みが大きく、デベロッパー
による開発が進んでいないように見えます。

反面、中古マンションは契約件数が
対前年で2割以上のアップとなり、
購入希望者の意欲の高さが伺えます。

今後は用地仕入れや建築コストの増加、
金利の変動がどのように影響するか
市場の鍵となります。






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